なぜ3週間前に、とは思わなかった。上村は表彰式でバンクーバー五輪の銀、銅メダリストを左右に従え中央に立つと、モーグルの魅力を改めて考えた。
 「採点競技だから、だれが勝つのか分からない。常に1番になれるかというと難しい。あんな滑りでも優勝できるのなら、いくらでもできますって感じ」と冗談めかして言う。
 スタート直後に斜度35度、平均でも30度の急斜面は怖い。この地で昨年3月の世界選手権2冠。今回も攻め滑走タイムは28秒99。ただ一人30秒を切った滑りは群を抜いて速かった。ただし、第1エアで脚が開くなど完成度の低さは自覚していた。
 濃霧で決勝を行えず、この1レースの結果が最終順位になった。むろん五輪とは各選手の意欲が違う。2000人を超えた観衆の後押しという地の利もあった。だが、上村も「滑れたことが奇跡みたい」と言う状態。それでも勝った。
 4度目の五輪は4位で、「日本に帰って独りでいる時にめそめそしたり、いや、泣いてもしょうがないって気持ちになったり」と打ち明ける。だが、今は「1番になれた時にはすごく幸せだけど、そこに向かって頑張ることの方が大事」と言える。W杯通算10勝目の節目が、それを教えてくれた

彼女には笑顔とメダルが良く似合う。
コンディション悪い中で、地の利はあったとしてもマグレで頂点に立てるワケではない。
記念すべき10勝目が地元で獲得できたことを賞賛したい。

オリンピックでは巡り合わせも含めて残念だったが、むしろ評価されるべきはワールドカップ。
再び総合1位へまだまだ諦めずにいってほしいな。

おめでとう!!
◇ノルディック複合
 「また挑戦者になりました」。団体戦で6位に終わった日本の成田収平監督はそう語った。複合団体は、昨年2月の世界選手権で14年ぶりに優勝し、今回、ノルディックスキー3競技の中で最も表彰台に立つ可能性が高いと予想された種目だった。それが、全く見せ場を作れないまま前回トリノ五輪と同じ成績に沈み、成田監督は「ここからまた始めるしかない」と立て直しを誓った。

 今回の結果は、ワールドカップ(W杯)の国別ランキングとほぼ一致する。現在のW杯順位は(1)オーストリア(今回1位)(2)ドイツ(同3位)(3)フランス(同4位)(4)ノルウェー(同5位)(5)米国(同2位)。米国がW杯で5位にいるのは出場試合数が少ないためで、トップ3に入る力は十分にあった。

 日本のW杯ランキングは9位。個人では渡部が1月のW杯で3位になったが、1けた順位は渡部と小林が4回、加藤が1回で、湊と高橋はなし。加藤は「W杯の順位を考えれば(今回の6位は)妥当な順位」と話した。

 世界選手権の金メダルについて渡部は「あれは奇跡。実力とは思っていない」と振り返ったことがある。今の複合は「走って飛べる選手」でなければ勝てない。日本は課題としていた走力のレベルが向上してきたが、それでもまだ足りない。成田監督は「トップにいけなかった現実を認識し、分析したい」と語った。【立松敏幸】

いや、頑張ったよ、マジで。
高橋が意地見せてくれたのが何よりも嬉しかった。
これからの世界選手権が、俄然楽しみになるね。
お疲れさまでした。
フリースタイルスキー 女子モーグル決勝
フリースタイルスキー 女子モーグル決勝
フリースタイルスキー 女子モーグル決勝
1位 26.63 ハナ・カーニー(アメリカ)
2位 25.69 ジェニファー・ハイル(カナダ)
3位 25.43 シャノン・バーク アメリカ
4位 24.68 上村 愛子 日本

8位 23.22 村田 愛里咲 日本
12位 21.63 伊藤 みき 日本
19位 12.85 里谷 多英 日本


「どうやったらオリンピックの表彰台に上がれるのか謎です」
4年前のトリノで5位に終った後の上村愛子へのインタビューを思い出した。
あの時は気丈にも涙は堪えていた。
今回は溢れる涙が止まらない。
直後インタビューでも言っていたが、長野7位・ソルトレイクシティ6位・トリノ5位・バンクーバー4位。
だんだんと近づいている、というにはキツい現実。
本人もスタッフも、そして見ていた日本中の人が「メダルを」と思っていた。
どうしても獲らせてあげたかった。

今回は雪面コンディションが悪く、転倒する選手も多かった。
里谷も攻めにせめてハイタイムで疾走、メダルを本気で狙った滑りも第2エアー前で転倒。
結果は残念だったが、圧巻の滑りというか、前の二つのメダルを獲得している経験か、今回は勝負に出なければ表彰台には立てないことを彼女は知っていたのではないか?
一か八かと言ってしまってはそれまでだが。
クリスティ・リチャーズ、ヘザー・マクフィー、ミシェル・ローク、彼女らも転倒。
ただ、今回のメダリストも転倒した彼女らも勝負に出ての結果だったんだな、と思う。
それが今回の25点の壁。
メダリストへの壁。

上村愛子の滑りは上品過ぎたのかもしれない、結果論だけど。
だからと言って彼女を攻めることは出来ない。
リスキーな滑りをして転倒しては元も子もないから。
あれだけ苦労して他国選手も見本にするほどのターン技術を体得したから。
採点方法の変更に伴う不利も戦前予想されていた。
それがやれ「上村つぶし」「アメリカメダル戦略」色々言われていたが、関係ない。
今回の結果は明らかな差が出ていた。
条件は皆同じ中で、金との得点差2近かったのは仕方ないだろう。
だからこそ、実力で勝つことが出来ず悔しくて、涙をとめることが出来なかったのかな?
可哀相とは思わない。
悔しいという気持ちが上。

3枚目の写真はクリスティ・リチャーズ。
転倒した後、地元カナダの大声援を受けながら彼女は何を思ったのだろうか?
メダルを期待され、勝負をかけた滑り。
とても早かった。
ペースも素晴らしかった。
あのシーンでの眼下に広がる景色を見てみたいような見たくないような。
彼女の気持ちを酌むには、僕はまだまだ経験不足だ。
無論それは上村愛子の気持ちに対してもだ。

上村愛子のブログではオリンピックにかける思いが、簡単ではあるが述べられている。
オリンピックで選手生活を終える気持ちは無い。
でも、やはり特別なんだな、と感じる。
4年後34歳。
選手としてまだ大丈夫な歳だが、飛躍的な成長もないだろう。
「5度目の正直」のメダル、表彰台上で歓喜の涙を見たい。
見たくてたまらない!
上村愛子予選5位!
上村愛子予選5位!
上村愛子予選5位!
5位 上村 愛子
11位 村田 愛里咲
13位 里谷 多英
15位 伊藤 みき

アメリカのハナ・カーニーとカナダのジェニファー・ハイルは圧倒的だった。
ただ、予選。
決勝へ向けての予選だったと信じてる。
感想としては愛子ちゃんは良かったね。
雨で融けてザラふわな雪状態も把握できたかと思う。
結晶に楽しみな展開を!!
伊藤・村田は上位との力の差があるような気がする。
まだまだこれからだよね。
里谷はどうなんだろう?
タイムは早かった気もする。
大舞台で強いその本質を決勝で見ることが出来るのかな?

『モーグル上村愛子が登場 今大会金メダル第1号も決定 』
スポーツナビでこのような記事を見つけた。
何を逸っているのだろうか?
どう考えても、予選上位の実力は拮抗している。
金どころかメダルの確証なんてないのに。
コブのコンディションも良くは無いだろうし、結晶までにさらに変わるだろう。
こんな見出しはぬか喜びを通り越して悪意を感じるんだが。
どこまで本気で取材し、記事を書いているのか?
こんなことを思う自分は心が狭いだろうか?

チェコのテレーザのビンディングが外れ、板に戻り取り付けた時の会場の拍手。
10秒以内のルールに基づいて完走できた瞬間の拍手。
地元カナダの選手への声援や拍手よりも、大きかった。
結果は仕方が無かったが、とても清清しい場面。
こういうシーンをもっと取り上げてもいいのではないか?
決勝での争いよりも、道徳的で平和的だと思う。

何はともあれ、全員決勝進出!
こんなことを書きながらも、メダルを期待してしまうよ。
シモン・アマン(スイス=ノルディックスキー・ジャンプ個人ノーマルヒル)11歳でジャンプを始め、五輪は長野大会から4大会連続出場。20歳で臨んだ02年ソルトレークシティー大会の2種目を優勝した。07年世界選手権のラージヒルも金メダル。ワールドカップは通算13勝で、5勝を挙げる今季は個人総合首位をキープ。ソルトレークで活躍した際は、その容姿から映画のキャラクターになぞらえ「ハリー・ポッター」と呼ばれた。173センチ、58キロ。28歳。

15位 伊東 大貴
17位 葛西 紀明
34位 竹内 択
37位 栃本 翔平

世界の壁は厚かった。
いくら国内で圧倒的だといっても、結果は出てしまった。
レギュレーションどうこうじゃない気がした。
これが世界との格差。
過去に金を取った頃から追う者から追われる者に。
悲しいがそこからのレベルアップは他国の方が上だっただけのこと。
ただ、ラージヒルや団体でのメダルはどうしても期待してしまう。
これも日本人の悪い癖だろうか?
6位で予選を通過した葛西は、自分へのいら立ちを表すように「何回失敗すればいいの」と第一声を発した。「(踏み切りの)タイミングは良かった」と言うユリアンティラ・ヘッドコーチとは対照的に、本人には手応えがなかったようで、「(試技の)1本目も予選も全部タイミングが遅れている」と首をひねった。
 しかし、着地を乱しながらも飛距離は105.5メートルまで伸ばし、強豪に迫れそうな雰囲気もあった。日本勢最多の6大会連続で臨む大舞台。「イメージはいい。珍しく緊張していない。あしたはやります」と本戦へ気持ちを切り替えた。


葛西予選6位。
決勝ではビッグジャンプを!
バンクーバーで金を!

・・・と言う盛り上がりが各メディアで報じられている。
伊東予選4位なんだけど。
もっと取り上げてあげようよ。
日本勢は皆予選通過。
とりあえずは、一安心。



「首ひねる葛西」って見出しどうなんだろう?
転倒かなんかして首痛めたみたいじゃん。
皆川賢太郎 上村愛子 結婚へ。
皆川賢太郎 上村愛子 結婚へ。
おめでとうございます
Keiもスキー人の端くれとして、祝いたいと思います。

はぁ、愛子ちゃんやっぱり結婚なんだね。
今回は写真週刊誌とかではなく、所属会社からのコメントなので本当だろう。
バンクーバー五輪代表内定してる愛子ちゃんは堂々と、といった所か。
賢太郎も恐らく大丈夫だろうが、二人とも、今度こそ表彰台・・・いや金を!
あまり報道されてないみたいだけど、変に騒がれるよりいいよね。
近いうち、とは言うけどいつ婚姻届けだすんだろうね?
2人共ブログの更新は無いし・・・
公開したんだね~。
フツーそんな売り出さないんだけどね。
不況だから仕方ないのか?
色々あるわな。

頑張れ愛ちゃん!
11年ぶりの優勝。
もちろん史上最年長優勝。
努力家の岡部らしくて涙腺が・・・
レギュレーション146%ルールという不利な中、165cmの岡部のが再度表彰台の頂点に立つ日が来るとは正直思わなかった。
相当の努力があるんだろうな、と再度思ってしまう。

最近スキー勢のいいニュースが増えてきて嬉しい。
先日触れたアホネンは岡部や葛西の活躍見て、「年を取った俺でもやれる!」と感じての復活だったらしい。(年下のくせに・・・(笑))

葛西は5位入賞。
湯本も7位入賞。

関係ない話だけどKeiが丸井デパートのモロゾフで働いてた時、たまに葛西がプリンを買いに来てたなぁ。
6度目のオリンピックに向けて頑張れ Kamikaze Kasai!!

あ、葛西の話題になっちまった・・・
コレは怖いね。
アホネン復活でバンクーバーどうなるか、出場含め復調できるかどうか。
現役のような滑り・ジャンプできたら・・・楽しみだ。
ワールドカップの総合優勝も無いし、オリンピックも無事確定したから疲労で無理せず備えたほうがいいよ。
でも、個人的には再度注目されはじめた今、メディアに露出をどんどんしてほしいな、と思う気持ちが・・・
どちらにしろオリンピック楽しみだ。
圧巻!
伊藤も西も楽しみだね。

優勝。
珍しくテレビ放映されてたんで、Keiも緊張気味。
久しぶりに力入りましたわ。
バンクーバーでも今日のような光る滑りを見せて欲しい!
いい調子。
また優勝で愛子スマイルを見せて欲しい。
頑張れ!

昔、一度だけ本人と話す機会があって、思い入れも強いんだけど。
すごく実直、真面目な印象を受けた。
エアーにこだわりメダルを逃したトリノ五輪。
2006年からコーチの説得あってターンにこだわり、昨シーズンワールドカップ5連覇での総合優勝。

Keiは仕事も忙しかったから全然スキーやってないんだけど、やってないと情報が全然入ってこないんだよね。
スキー、もっと注目されるべきだと思う。
オリンピックにならないとウィンタースポーツ関連はマスコミが動かないのが歯痒い。
先月ノルディック複合の世界選手権リベレツ(チェコ)大会で日本チームが優勝した。世界選手権での優勝は14年ぶり。
もっと報道されるべき・・・
ノルディックスキーの世界選手権第10日は28日、チェコのリベレツで行われ、ジャンプ団体(HS134メートル、K点120メートル)で栃本翔平、岡部孝信(ともに雪印)伊東大貴(サッポロスキッド)葛西紀明(土屋ホーム)で挑んだ日本は981・2点で3位となり、前回の札幌大会に続く銅メダルを獲得した。オーストリアが1034・3点で3連覇した。

 日本は1回目で38歳の岡部が127メートルを飛ぶなど475・8点で4位につけ、2回目に岡部の135メートルなどで順位を一つ上げた。

 複合個人(前半飛躍ラージヒル)の湊祐介(東京美装)は飛躍(HS134メートル、K点120メートル)で124・5メートルの10位につけ、後半距離(10キロ)で粘って9位となった。団体をゼッケン忘れで失格したビル・デモング(米国)が五輪を含めて初の世界一に輝いた。小林範仁(東京美装)は16位、加藤大平(サッポロノルディックク)は23位、高橋大斗(土屋ホーム)は25位だった。

 日本勢のいない距離女子30キロフリーは、ユスチナ・コワルチク(ポーランド)が1時間16分10秒6で勝ち、距離複合との2冠に輝いた。

ジャンプ王国日本復活なれ!

寝ないでオリンピック鑑賞。
愛子しゃん、メダル取れなかったよ。
悲しい。
でも、まだ4年後がある!
今度は圧倒的な力を見せつけての勝利!待ってるよ。
で、里谷、大舞台に強いねー。
なんでだろうかね?
すごいよ、ホント。
尊敬するよ、マジ。
でも4連続のエアーが無かったことに少しガッカリ。
あれ、見たかったナァ・・・
明日はハーフパイプ楽しみだなぁ。

 

それにしても、うっちー(フジテレビ)出すぎだよな。
なんかねぇ。
フジテレビは第2の大橋マキにでもするつもりかね?
ま、いいや。

 

◎知ってた?
『虎の穴』ってスイスの山中にある悪役レスラー養成機関なんだって。

★今日の誕生日 2/10
新井白石、田河水泡、鈴木史朗、高橋英樹、島田洋七、SHUN(スケボーキング)、セレクトグリーン、イーグルカフェ この時期は馬産のジーズンなのです。

そんな今日は
・ニットの日
・ふきのとうの日
・ふとんの日
・観劇の日
・平均気温が5度になる平年日(東京)

Music:BLOW BACK/YKZ

春スキー!

2001年5月2日 スキー
スキー行ってきたよ。
札幌国際スキー場。
5月6日までやってるんだってさ。
マリノから聞いたので一緒に行く。

いやー、暑いのにスキー。
シビれるぅ!
半袖Tやタンクの人もいた。
Keiは薄いパーカーにアメフトのゼッケン。
でも途中から腕まくりの“半ソデ”になりました。
コケた時にウデに傷が付く付く。あはは。

そうそう、初めてレールに挑んだんだ。
フツー、スノボでやるんだけど、Keiはスノーブレード。
俗に言うファンスキーの一種。
重心真下にレールが来る様にし、かつ平行を保ち滑り降りる。
コレが難しい。
結局最後まで普通のレール通過は出来なかった。
でもレールの途中でキックエスケープ(勝手に命名)が出来た。
ワンメイクエアーとかもしっかり決めて楽しかったよ。

やっぱスキーはサイコーやね。
最近かなり落ち込み気味(外見はとてもそー見えない)だったので少し気晴らしになった気がする。
他人に巧く自分の気持ちとか表現できれば悩まずに済むし、もっと効率的に生活が送れるはずだよな、きっと。
でも、これが自分だし、これからも簡単に変えることは出来ないだろうから、心だけはしっかりと持っていこうと決めた。
まだ自分の中の問題は解決していないけれどもまだまだ成長しきれない自分を事ある毎に躍進させ、徐々に解決していきたいと思う。
そして本当の自分を見つけていきたい。

自分がなんなのか、何のために生きてるか、ナニを楽しみに生きてるか、21にもなっても分からない。
周りの人達が大人に見える。
みんなしっかりとした考えの元や自分なりの理念に沿って生きてるんだから凄いと思う。
Keiのこの遅れをなんとか挽回したいものだ。

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