◇ノルディック複合
 「また挑戦者になりました」。団体戦で6位に終わった日本の成田収平監督はそう語った。複合団体は、昨年2月の世界選手権で14年ぶりに優勝し、今回、ノルディックスキー3競技の中で最も表彰台に立つ可能性が高いと予想された種目だった。それが、全く見せ場を作れないまま前回トリノ五輪と同じ成績に沈み、成田監督は「ここからまた始めるしかない」と立て直しを誓った。

 今回の結果は、ワールドカップ(W杯)の国別ランキングとほぼ一致する。現在のW杯順位は(1)オーストリア(今回1位)(2)ドイツ(同3位)(3)フランス(同4位)(4)ノルウェー(同5位)(5)米国(同2位)。米国がW杯で5位にいるのは出場試合数が少ないためで、トップ3に入る力は十分にあった。

 日本のW杯ランキングは9位。個人では渡部が1月のW杯で3位になったが、1けた順位は渡部と小林が4回、加藤が1回で、湊と高橋はなし。加藤は「W杯の順位を考えれば(今回の6位は)妥当な順位」と話した。

 世界選手権の金メダルについて渡部は「あれは奇跡。実力とは思っていない」と振り返ったことがある。今の複合は「走って飛べる選手」でなければ勝てない。日本は課題としていた走力のレベルが向上してきたが、それでもまだ足りない。成田監督は「トップにいけなかった現実を認識し、分析したい」と語った。【立松敏幸】

いや、頑張ったよ、マジで。
高橋が意地見せてくれたのが何よりも嬉しかった。
これからの世界選手権が、俄然楽しみになるね。
お疲れさまでした。

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