プライベート・ライアン
2009年11月21日 映画 コメント (2)「史上最大の作戦」ノルマンディー上陸作戦。掩蔽壕の機関銃座から猛烈な銃撃を受けながらもオマハ・ビーチ上陸作戦を生き残った米軍第5軍第2レンジャー大隊C中隊隊長のミラー大尉 (トム・ハンクス) の下に、米第7軍第101空挺師団第506パラシュート歩兵連隊第1大隊B中隊に所属するジェームス・ライアン上等兵 (マット・デイモン) をノルマンディー戦線から探し出し無事帰国させよ、という任務が下った。ライアン家の4人兄弟はジェームス以外の3人の兄弟が戦死し、彼が唯一の生存者であった。息子たちの帰国を本国で待つ母親に息子全員の戦死の報せが届くのはあまりに残酷だ。たった一人だけでも生かし、母親の下に息子を返してやりたいという軍上層部の配慮だった。ミラーは兵士一人を救出するために彼の部下の命を危険にさらす任務に乗り気ではなかったが、危険極まりない敵陣深く進入し、ジェームス捜索を始める。
有名な映画なので内容の方はもういいかと。
ともかく劇中にも出てくる通りの“FUBAR”です。
Keiが見たのは大学一年生。
内容よりも実は音に衝撃を受けたのを今でも覚えている。
銃声や爆撃音、それにミラー大尉が爆撃で耳がイカれた時の音の表現。
嫌な場面だが、メリッシュ一等兵が殺されるシーン。
あそこの音は今でも鮮明に覚えてます。
匂いもあれば、きっとトラウマになるんだろうなと思います。
そのシーンでのアパム伍長の恐怖の気持ちも分からないでもないですが、なんとも後味の悪いものです。
その後のアパム伍長のドイツ兵射殺。
劇中と押しての自身無く優柔不断な態度、自己満足の優しさとか。
本気で好きになれませんでしたが、こういった演技を出来るジェレミー・デイビスはある種凄いな、と思います。
戦争を知らない世代なので仕方ありませんが、戦争は無い方がいいに決まっています。
戦争により技術が発展し、その上にアグラをかいて生きているのが、今を生きる僕たちです。
10年経ってもこの映画の感想をうまくまとめることが出来ません。
“Fucked Up Beyond All Recognition”
コメント
その後も教会の塔からの狙撃やゲリラ戦のシーンはドキドキしながら観ていました。
当然私も戦争を知らない世代ですから戦争は反対です。
しかし悲しいかな人間は欲望があるので結局は私利私欲に駆られ争いが起きてしまうのは避けられないですね。
せめて映画の中でのフィクションだけにして欲しいものです。
あの血の海の表現は如何ともし難いです。
本当に怖いですね。
中東では毎日戦争に怯えて暮らす人々がいるようです。
おとさんの仰るとおり、戦争はフィクションの中だけにしてほしいですね。