ラストステージに臨む杉山の勢いは、止まらない。第2セット第12ゲーム、得意のバックハンドを炸裂(さくれつ)させ、ダブルスで日本勢初の決勝進出を決めた。「元気に自分らしいテニスができた」。34歳は笑みを浮かべた。

 杉山にとってテニスは、「自分探し」と「自分磨き」だという。強いプレーヤーだけではなく、元気や勇気をもらえたという人がいる限り、チャレンジし続け、自分を磨いてきた。今大会で17年の現役生活に終止符を打つ。大会1週間前の公開練習で、杉山は「ファンには、最後まで元気に走り回る私の姿を見せて終わりたい」と話していた。その言葉を裏切らない進撃だ。

 ダブルス1回戦の後に、疲労で体調を崩し、9月28日のシングルス1回戦は試合途中で棄権した。しかし、今月1日のダブルス準々決勝までに気力で体力を回復させ、決勝進出を果たした。

 残すは1戦。「最高に良い試合で終わりたい」。ツアー大会でダブルス38勝の杉山は、現役最後の試合で大輪の花を咲かせる。


すごい!すごい!!
まだまだ力のある引退だよなぁ。
今年の全豪ダブルス優勝してたら・・・と思うと、鳥肌が立つ。
どちらにしても決勝が楽しみだ。

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