週明け月曜日。
働いていた頃は死ぬほど嫌で。
辞めてからは月曜朝一の忙しさが無い自分に嘲笑する。
日本人の働きアリ的精神がKeiにも根付いているのか、しなければならない事が無い自分が許せない。
早く何とかしないとダメという強迫観念も無い事はない。

昨日夜、元部下T君からの電話があった。
Keiが在職中にT君は『飛ぶ』という形で辞めている。
体育会気質の会社に着いて行けず、特に所長が嫌で当時鬱になりかけていた。
色々相談乗ったが、どうしても自分から「退職する」と言えなかったのだ。
機会も作ったが、体が竦んでしまうという。
パワーマネジメントをしてた所長は一般社員にも常に怒鳴りつけていた。
パブロフの犬ではないが、所長の前に出ると一言も発する事はできないのだ。
T君は来なくなった。
結局原因は所長で部署が崩壊し、所長は更迭され、戻ってくるよう促したが、イメージが“パワハラ”で固定化してしまい「二度と戻りたくない」というのが本音だった。
それからも一友人としてメールしたりの付き合いはあった。

そのT君の新しく働いていた会社が倒産し、職探しをしていたんだそうだ。
辞めた手前、Keiに相談出来なかったそうだ。
半年以上職探しをしていたが、縁のある会社がなく、最終的に元の職場を受け再雇用が決まった。
その報告だった。
凄く嫌だったが、背に腹は変えられないとのことだ。
今日から出勤だという。
あの頃のメンバーはほとんど辞めてしまい知ってる人が二人しかいないと言う。
もう一度Keiさんの下でやりたかった、と言ってくれたのは嬉しかった。
Keiはいないけど頑張って欲しい。
ただ、“飛んだ”経験があるから評価はマイナススタートだ。
しかも働いていた時と条件やら何やら色々違う。
営業としてのブランクもある。
慣れるまでに時間がかかりそうだ・・・

とか考えていたら、Kei自身も同じ。
仕事に対してブランクがある。
誇れるような技術は無い中仕事なんて見つかるだろうか?
親父の会社を継いでたほうが良かったかな?とか思うが、それは絶対にしないこととと心に決めている。
親父とはそういう意味ではまだまだ壁があり疎遠なのだから。
仕事面では頼ってはいけない。
ただ、仕事を辞めた事で本当に色々な事を考える時間が作れてよかった。
色々踏ん切りつけるまでちょっと時間かかったが、もう大丈夫。
後悔はしないようしっかりやらなきゃね。
信じてくれている嫁に笑われちまうよ。

コメント

yukio
yukio
2009年6月16日1:29

体育会系的だったんだ。大変だったね。「飛ぶ」形でやめてしまうまで追い詰められてしまったT君はこれからいいことがあるといいね。でも、やめれなくて自殺にまで追い詰められなかったのが何よりです。
それでも、また戻るなんて本当に大変なんだね。
パワーマネジメントする支店がうちにもあるんだけど、上が腐っているからこの先もどうにもならない。
もっと世の中、欝に対して解決策を見出して欲しいな~。

早くKeiさんも次の仕事が見つかるといいね。できる君ならきっとすぐに見つかるさ。

Kei.K
2009年6月16日10:16

>yukioさん♪
 サンクスソーマッチ(ダンディ的な言い方で)
 体育会系やパワーマネジメントは根本的にというか、上層部が変わらない限り続きます。
 Tに関してはなんかあったら連絡するように言っておいたので大丈夫だとは思うんですが。
 今札幌の所長が体育会系で有名な本社の統括部長がやってて、大変そうだよ。

 面接頑張ってくるよ。

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